信濃町IoT実装プロジェクト
/雪中野菜の環境センシング(1)

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信濃町IoT実装プロジェクト<br> /雪中野菜の環境センシング(1)

みなさん、こんにちは!

 

シリーズ「信濃町IoT実装プロジェクト」の連載をスタートします!

今回は「雪中野菜の環境センシング(1)」です。

 

私たちは、長野県 信濃町でスマート農業のお手伝いをさせて頂いています。

信濃町は最深積雪135センチ(!)の特別豪雪地帯です。

 

この豪雪を活かし、雪下や雪中で生育、または保存された野菜が「雪中野菜」です。

昔ながらの方法ですが、「低温糖化」という現象により甘みが増しておいしくなります!

いま、この雪中野菜の生育環境の計測にトライしています。

「計測したデータを蓄積・分析して、野菜がいちばんおいしくなるタイミングを予測して収穫しよう!」というのがねらいです。

センサーのうさぎの足あと
キャベツ畑のセンサー(写真中央のポール)と、うさぎの足あと!

予測精度が向上すれば、おいしい冬の味覚が安定してスーパーや道の駅にならびます。

信濃町に、このあたらしい魅力を加えることをめざしています!

 

ちなみにこのセンサーは、以下の生育環境情報を一定時間ごとに計測・クラウドへデータ送信・Web上でグラフ表示できるようにしています。

  • 気温(℃)
  • 湿度(%)
  • 大気圧(hPa)
  • CO2濃度(ppm)
  • 土壌温度(℃)
  • 土壌pH
  • 土壌体積含水率(%)
  • 土壌電気伝導率(mS/cm)

それでは、また次回に続きます!

雪まみれのセンサボックス
雪が降った翌日はセンサボックスがこうなります。防水ですが中身が心配になります…

 

ここまでお読み頂きありがとうございました。

ご興味をお持ち頂けた方は、ぜひ下記のフォームからお問い合わせください!

 

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