信濃町IoT実装プロジェクト
/自動畦畔草刈機 開発(3)

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みなさん、こんにちは!

 

今回は、幅の狭いあぜ道での自動草刈り試験についてご紹介します。

 

前回の記事では、田んぼの斜面の自動草刈りに成功しました。

ですが、今回挑戦する幅の狭いあぜ道は、難易度がさらに高くなります。

自動畦畔草刈機の車幅が70cm弱、それに対してあぜ道の幅が100cm前後なので、走行精度が高くないとすぐにあぜ道から落下してしまいます。

そのため、自動畦畔草刈機はRTK-GPS※を使用して自己位置を高精度に測位することで、走行精度を高めています。

あぜ道の上をちゃんと走ってくれることを祈りながら、今回は直線部の自動草刈りに挑戦しました!

あぜ道(直線部)の自動草刈りを開始!

落下せずガシガシ草刈りしてくれました!
車幅とほぼ同じ幅のあぜ道も草刈りできました

 

開発担当としてはかなりドキドキしましたが、あぜ道(直線部)の自動草刈りに成功できました!

 

農家さんにお話を伺うと、あぜ道の通常の草刈り作業は、まず中央部分を草刈りした後、両サイドの草を中央に刈り倒していくそうです(田んぼに刈った草を入れないため)。

自動畦畔草刈機に草刈りをさせる場合、落下を防ぐために、どうしてもあぜ道の両サイドに刈り残しができてしまいます。

ですが、あぜ道の中央部分を自動草刈りするだけでも、人による草刈り作業を大きく削減できるので、農家さんとしてはうれしいとのこと。

1台だけでなく、複数台で同時に自動草刈りすれば、さらに効率化できそうですね。

 

次回は、幅の狭いあぜ道でのコーナリング自動草刈りに挑戦します!

 

※RTK-GPS・・・Real Time Kinematic – GPS。GPSを始めとするGNSS(Global Navigation Satellite System、全球測位衛星システム)による測位情報を補正することで、数cmレベルまで測位精度を高められる技術。通常のGPSは数mレベルの測位精度。

 

 

ここまでお読み頂きありがとうございました。

ご興味をお持ち頂けた方は、ぜひ下記のフォームからお問い合わせください!

 

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